12. 切れないハサミ
重ならない鼓動を
何度近づけてもね
不安定な音を奏でるだけで

ぼくはぼくでしかなく
きみはきみでしかなく

おなじになんてなれなかった

あとをたどって
くるまった毛布を
少しずつほどいてゆくよ



――------
きこえなくてもいいと
ひとりよがりなぼくは
きっと、きみのことなんて
はじめから信じていなかったんだ
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by lullingly | 2006-04-27 03:18 | *16のお題


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