さらば優しい夢
その存在さえも忘れかけてから、気づく。

大切なものを大事にすることは難しい。

空いた隙間を埋める前に、切れた糸を結ぶべきだったんだ。失くした連鎖は二度と僕の前に現れない。ひきちぎった言葉だけをポケットに詰めて、それでいい、だなんて。いつからそんなに寛大になったんだ。

ただ終末だけを求めていた。泣き続けた夜も、その次に訪れる朝も。
掴んだものに縋り、剥落する時を待っていたんだ。
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by lullingly | 2006-05-06 00:15 | *30TITLE


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